いよいよ寒くなってきました。
普段使いと登山での使用を兼ねてモンベルのプラズマ1000 ダウンジャケットを購入しました。
いつも通りの適当なレビューです。
以前から欲しい欲しいと思っていたモンベルのプラズマ1000 ダウンジャケット。
買おうと思ってモンベルショップを訪れながら、買わずに返ってくるのを何度繰り返したことか。
今回ようやく購入に踏ん切りがつきました。
重量
購入したカラーはライトグレー。
実際に見た感じだと生地にテカリがあるためか、ライトグレーというよりは白っぽいシルバーという感じがします。
薄手のダウンで1000FPであることが売りの一つですね。
重量はプラズマ1000 ダウンジャケット+輪ゴム1本で驚きの軽さの128.8g!
重量には付属のスタッフバックを含んでいません。
スタッフバックを持ち歩くことは無いですからね。
よく「持っていないようだ」とか「着ていないようだ」と表現されますが、まさにそんな感じの重量ですよ。
生地
生地は7デニールのバリスティック エアライト®ナイロンを使用。
ポケットの内側や専用のスタッフバックで薄さを実感できました。
ポケットに手を入れて内側から見れば、こんなに透けてます。
これでもそれなりに強度があるのですから驚きますよね。
もったいなくて切り裂き実験などできません。
それでも爪を立てて押し込んでみたりしましたが、そんなことでは破れそうになかったです。
さすがアウトドア専門メーカーが採用している生地ですね。
中綿
中綿にはモンベル曰く世界最高品質の1000フィルパワー・EXダウンが入っているそうです。
薄くて軽くすると暖かさがなくなるので、それを補うために1000フィルパワー・EXダウンが入っているという感じでしょうか。
右の袖口には「EX1000」が刺繍されてます。
ちなみに「EXダウン」は
「EXダウン」は厳冬期の冷え込みが厳しく、寒暖差の激しい自然環境で育てられた水鳥から採取されるダウンのみを使用しています。一般的なダウンよりダウンボールが大きく、小羽枝の密度が高いため、熱の動きを遮断するデッドエアを多く蓄え、優れた保温力を発揮します。ダウンの品質は、フィルパワー(FP)という単位で表示されます。数値が高いほど高品質とされ、「EXダウン」は800、900、1000FPを実現しています。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1101493
とのことで、フィルパワーは
ダウンが持つ「かさ高さ」をinch3/30gという単位で表示したもの。800フィルパワー(FP)であれば30gのダウンが800立方インチ(約13L)の体積にふくらんでいることを示し、数値が高いほど大きくふくらみます。一般的には550~700フィルパワーのものが良質ダウン、700フィルパワー以上のものが高品質ダウンとされています。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1101493
だそうです。
中綿の封入量についてはモンベルの日本のホームページに記載が見当たらなかったのですが、アメリカのホームページには記載がありました。
羽毛封入量: 1.6 oz / 45 g
https://www.montbell.com/us/ja/products/detail/2301381?fo=0&color=BL
日本向け製品とアメリカ向け製品とで違いがあるのかもしれないので、参考程度のことだと思います。
またホームページに記載が無かったと思うのですが、中綿のダウンとフェザーの比率は、
ダウン:95%、フェザー:5% と商品のタグに記載がありました。
しかし極薄の生地なので中綿のダウンが透けて見えたります。(写真ではわかりにくいですが)
中綿のダウンには白いものが使われているようですが、それでも茶のダウンも入っていたりします。
モンベルの公式サイトでも
本製品は極めて高いかさ高性を持つ世界最高水準の羽毛を使用しています。この最高水準を維持するために、当社ではより成熟したマザーグースの大きなダウンボール(羽毛)を使用しています。より成熟したマザーグースの羽毛は純白だけでなく、色のついたものが混ざることがありますのでご了承ください。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1101493
と注意事項として記載がありました。
まれに異物混入?とかもあったりしますね。
これらのものが茶のダウンも含めて目立つことは無いです。
目を皿のようにして探し、やっと気がつくレベルです。
レントゲン写真の様な状態ですが、光にかざして見ると写真でもダウンが確認できますね。
中綿の羽毛が移動のを防ぐためのキルティングが、独特なパターンとなってます。
必要最小限の縫い目で中綿の片寄りを防ぎ、熱の放出を抑える独自のデザイン。コールドスポットとなる縫い目を従来より大幅に減らし、保温効率を高めながら、軽量化にも寄与しています。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1101493
ジッパーは顎に当たらないようになっています。
袖口にはゴムが入っていて締まるようになっていますが、裾にはゴムもドローコードも無いのでちょっと捲れ上がりやすいかも。
ポケットは左右に一つずつ。
ファスナーとか入口を塞ぐものはついてないです。
洗濯
ダウンを購入して気になるのは洗濯です。
いつもは春先にクリーニングに出してましたが、このプラズマ1000 ダウンジャケットはどうでしょう。
公式サイトに洗濯についても記載がありました。
ダウン専用洗剤を使用してください。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1101493
洗濯後は脱水機等で水分をきり、風通しのよい場所で十分に乾燥させてください。
乾燥機を使用する場合は低温でお願いします。乾燥後、やさしくたたきながらダウンの片寄りをほぐしてください。
汚れがひどいときは、ダウン製品を扱っているクリーニング店に相談してください。
頻繁に洗濯すると生地にダメージを与え、羽毛が抜け出やすくなりますのでシーズン最後の洗濯をおすすめします。
クリーニングのマーク、左から
- 液温は40℃を限度とし、手洗いができる
- 塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止
- 低い温度でのタンブル乾燥処理ができる(排気温度上限60℃)
- 日陰のつり干しがよい
- アイロン仕上げ禁止
- 石油系溶剤によるドライクリーニングができる
- 弱い操作によるウェットクリーニングができる
来年の春は手洗いに挑戦してみようかな。
ダウン専用洗剤は
この辺りの評判が良さそう。
Grangers ダウン ウォッシュ コンセントレートを使って手洗いしてみようかな。
着用してみての感想
まだ冬が始まったばかりですが、着て外を歩いてみた感想としては「暖かくは無い」ということでした。
まぁ、予想はしてましたけどね。
普段使いだと部屋の中、外で使うなら中間着として(襟があるのでちょっと・・・ですが)良さそうです。
ガッツリ寒いときのアウターには向いていないと思います。
登山での用途としては初夏から初秋の小屋泊・テント泊での防寒着、または低山での休憩時に羽織る感じでしょうか。
先日1~2cmほど雪が積もる山を登りましたが、その際にはアウターとして着て登ってみました。
登り始めて15分ほどで暑くて脱ぎ、山頂で再び羽織ってからはそのまま下山まで着ていました。
しかしアウターにするには生地が薄すぎて、木の枝に引っ掛けるのが怖いです。
擦るたびにヒヤヒヤしながら歩くのは嫌ですね。
やはり停滞時に羽織る用途になるでしょうか。
下山後には背中側に汗が染みてました。
脱いで風を当てたら直ぐに乾きましたが、気になるところです。
やはり来春は手洗いに挑戦ですね。
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